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4月8,9日(土,日)、兵庫県・稲見町の加古大池にて、アウトドアギアショップHeimat berg james mountain & Garage Camp Store主催のKOKUA試乗会が開催された。
ゲストとして、Team KOKUA Rider 馬場 なつみ(Natsumi Baba)が参加。
Heimat berg james mountain & Garage Camp Storeは兵庫県に展開するアウトドアショップ。
キャンプ・登山・トレイルランニング・クライミング用品を多岐に渡り販売している。
今回試乗会が開催された加古大池は、風が吹くとウィンドサーフィンのゲレンデとなるほど大きなため池である。稲美町を含む東播磨地域は近くに大きな水源がなく、ため池の数が非常に多い地域。通常は封鎖されていることの多いこのため池を解放し、遊歩道を作ったり、釣りやウィンドサーフィン、SUPなどマリンアクティビティもオープンに利用可能。ため池をただの水源としてだけではなく、地域の活性のために有効活用している。
ため池というフィールド上、水質が抜群、というわけではないが、面積が十分にありながらも、一面を見渡せ、安全にSUPを楽しめる。あたり一面空を遮る大きな建物もなく、太陽の光を全身に受けられる気持ちのいいフィールドだ。
初日(8日)は強風のため、参加者は風に流されて漕ぎづらいコンディションだったが、2日目(9日)は快晴・無風、絶好の試乗会日和となり、2日間で約60名が参加した。
アウトドアショップ主催の試乗会らしく、MAKUA GLIDEやHOLO HOLOに試乗希望で足を運ぶ参加者が多かった。また、パックラフトの試乗会も並行して行われた。
SUPは水の上に浮かんでのんびりするもの、というイメージを、実際に漕いでみると「漕ぐ」楽しみを再発見した、という声も多くみられ、また、自分が得意とするアクティビティにつなげてこれからSUPを楽しみたい、という参加者も多かった。
アウトドアアクティビティやキャンプをする中で、その楽しみ方の一つとしてSUPを取り入れる人たちが増えてきている。
慌ただしい日常から離れて自然の中でテントを張り、火を起こし、のんびりした時の流れを楽しむのもキャンプの醍醐味だが、その中でSUPがあればひと味もふた味も楽しみの幅が広がる。
湖畔に張ったテントの中から朝日と共に目が覚め、そのまま湖の上へ。一漕ぎして汗をかいたら、飛び込んでクールダウン。
ボードの上で日向ぼっこ。ボードに慣れてきたら、ボードの上でコーヒーを淹れて一服もいいかもしれない。
今回の試乗会を主催した Heimat berg james mountain & Garage Camp Storeも、キャンプそのものを楽しみとするだけでなく、あくまでアウトドアアクティビティをより長く・深く楽しむための「手段」として提案している。
KOKUAでもMAKUAシリーズがアウトドアに特化したモデルとして展開されているが、今後、キャンプ・アウトドアアクティビティ、そしてSUPそれぞれが相互に自然を楽しむためのツールとして活き、より面白くなってきそうである。
今後、6月以降KOKUAの試乗会を各地で開催予定。
KOKUAのボード・パドル・ギアをぜひ体感しにきていただきたい。
そして、自分らしいSUPの楽しみ方を見つけてほしい。