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パドリングを始めてから、僕はずっと“ギア”にこだわり続けてきました。
パドル、カヌー、ボード。どんな小さな違いでも気になって、
時にはそのこだわりが、レーサーとしてのパフォーマンスを邪魔してしまうほどでした。
レースでうまくいかないと、ついギアのせいにしてしまう自分もいました。
そんな僕が初めて自分のレースボードをデザインしたのが2020年のFly Pro。
漕いできて感じてきた「理想の感覚」を形にしていく作業は、とても刺激的で、
同時にブランドとしてのKOKUAの最高の製品を作り出すという方向性を決定づける大きなプロセスでした。
その後誕生した Fly Pro 2.0 は、今でも「最高のオールラウンドボード」と胸を張って言える仕上がりになりました。
(完全に主観ですが、それくらい気に入っています)
フラットウォーターの時代へ
SUPレースの環境はここ数年で大きく変化してきました。
僕がレースを始めた頃は、波やうねりのあるコンディションでのレースが主流。
しかし今では、
- 内海
- 河川
-
湖
などのフラットウォーター環境でのレースが圧倒的に増えてきました。
そこで3年前フラットウォーター専用の、究極の1本をつくる。というプロジェクトをスタートしました。
■ 中途半端な“フラットウォーターボード”は作らない
この3年間、数えきれないほどのデザインプロセスを繰り返してきました。
世の中のフラットウォーターボードは「フラットウォーターもできるしうねりの中でもOK」という“なんでもできる系ボード”が多いですが、KOKUAはその方向ではなく、「フラットウォーターで最高のスピードとグライドを発揮するボード」だけに絞って開発を進めました。
■ Flatwater. Redefined.
そしてついに、僕たちが目指していたフラットウォーターの形が完成しました。
VOLT — フラットウォーターの定義を塗り替えるボード。
ぜひ乗って皆さん体感してみてください。
KOKUAから、新しい答えを届けます。
■ Introducing the VOLT
この3年間の開発のすべてを込めて。
KOKUAの新しい挑戦として。
Flatwater. Redefined.
Introducing the VOLT.
-KENNY